電車だったか、駅だったかで見た、
四谷学院のコピーが胸に刺さったよ。
3月も中旬に差し掛かった今、てっきり受験は一段落したのかな、と思っていたけれど、
きっと来年に向けてエンジンを掛け始めた、新しい受験生に向けて、
受験への注目度が未だ高い今を狙い図って、出稿しているんだろう。
東大合格が証明するものは、頭の良さじゃない。努力できる才能だ。
(四谷学院)
もちろん、東大合格が証明するものは、
頭の良さと、努力できる才能の両方ではあるんだろうけど、
今まさに努力している人たちを鼓舞し、彼らの同調を得るという意味では、
敢えて努力にフォーカスして、力強い応援メッセージに昇華した、いいコピーだと思う。
だから、予備校に通って努力しようよ(出来れば四谷学院で)
と、きちんとサービスにブリッジしているのも広告としては良く出来ている。
以下は、全くの主観だけれど、
きっと四谷学院って東大合格者をごろごろ輩出できる予備校じゃないんだと思う。
「なんで私が東大に!?」(四谷学院)
という広告コピーがまさにそれを表していて、
「東大はある程度、射程圏内です」という人よりも、
「めちゃくちゃ努力したら、もしかしたら、もしかするかも!?」
というの学力の受験生をターゲットにしている予備校なんじゃないかな。
そういう意味では、頭のよさを否定して、努力を肯定するというのは、
(言い方は適切ではないかも知れないけれど)
四谷学院がターゲットにしている層には刺さりそうなメッセージだよね。