2013年1月21日月曜日

オーナーシップ



  お笑いのオーディション番組なんかで、司会者が、

  「次のスターは、君かもしれない!」などと叫んで、
  テレビのこっち側を指差す場面があります。
  (中略)
  「次のスターは君だ」と指差されているのは、
  ほんとうに「ぼく」「おれ」「わたし」なのだ。
  その指の先で身震いした人間が、その人なんですよね。 
  じぶんのこととして指先の爪の垢を見たものの勝ち。
  その感覚を持ってる人が、なにかを変えるのです。
  (中略)
  リーダーシップって、「あ、おれか」という意味じゃない?

  ほぼ日刊イトイ新聞 1/21 今日のダーリン


今日、オーナーシップについて指摘されることがあった。

「それは、誰がやるの?(君でしょう?)」
発言のスタンスがあいまいで、オーナーシップが感じられない、という内容だ。

7年間、広告代理店の営業組織に属しており、

顧客を説得して、最終的には相手に意思決定してもらうことが常だった。
そのため、相手の思考や感情を読み取って、
“相手に合わせて” 論理を構成する癖がついてしまっている。

そうじゃない。

いまは事業の責任者として、常にまず自分がどうしたいか。
常に主語は自分。


自戒と備忘録として。

2013年1月5日土曜日

最近の素敵な言葉たち(Word of wisdom)


最近読んだ、漫画の一節より・・・


 自分の選んだ大切なものと生きる
 大切なものだらけの人生だから
 大切に生きられる

 水口めい/マンガ 内藤未映/原案

 『失恋したのでベリーダンスをはじめてみました』

人生を大切に生きるためのメソッドがこの短い文章に凝縮されている。

大切なもの、大切な人を自分の周りに集めていく。
それは、仕事かも知れないし、音楽かも知れないし、
もしかしたら、小さな置物かも知れないけれど、
自分で選んだ大切なものに囲まれている人生ならば、誰もが大切に思えるよなあ。



最近読んだ本に引用されていた歌詞の一節より・・・


 喜びを他の誰かとわかりあう
 それだけがこの世を中を熱くする

 小沢健二

 痛快ウキウキ通り 』

些細な感情でも、それが分かりあえるだけで、なんで嬉しくなるんだろう。


誰かと思いを共有したい、誰かと言葉にならない想いをシェアしたい。

壮大な風景も、涙が流れるような美しい旋律も、
趣向を凝らした料理や、くだらない笑い話も、
隣で、誰かが同じ思いを共有しているだけで、漠とした感情がより強くなる。
きっと、それが人間の弱さでもあり強さでもあるんだろう。




雑誌 COURRIER JAPON 2月号より・・・


 子供の頃、食卓に座ると父に

 「今週はどんな失敗をしたの?」と聞かれたものです。
 学校の劇のオーディションに落ちたと報告すれば、
 父と私はハイタッチを交わす。
 父はいつも「失敗しなさい」と言っていました。
 失敗すれば次こそ素晴らしいことが起きる、と。

 サラ・ブレイクリー(スパンクス創業者)



「失敗が大事だ」と、よく聞く言葉だれど、

それを行動に昇華して、意識的に日の目を当てさせ、称賛してあげる。
なんて素敵な父親だろう。
失敗を楽しめるようになったら、人生は楽しいことだらけだ。


2013年1月1日火曜日

映画 『東京物語』

新年早々、Huluで映画を観た (以下ネタバレあり)

小津安二郎監督 『東京物語』 1953年 / Hulu















老夫婦が息子・娘夫婦の元に上京する小旅行を通して、
家族の関係性の喪失と人間の孤独について描いた作品。

舞台は1953年。戦後から10年も経っていない時代の話ゆえ、

家族の結びつきはもっと強いものかと思い込んでいたけれど、
『東京物語』で描かれた家族は、時に残酷なまでに他人行儀で、自己中心的。
あくまで自分の生活が中心であり、それが原則となっている。

だがそこに悪意はない。


その冷淡な描写は、それが家族なのだという意図が見え隠れしている。


この映画が撮られてから、60年が経った今、

高齢化、核家族や共働きが進み、家族の有り様は大きく変わり、
その関係性はより希薄になった。


正月という時期も重なり、
親戚・家族・兄弟という共同体の意味はどこにあるのか、
ふと考えてしまう。

 京子「でも,ずいぶん勝手よ。言いたいことだけ言ってさっさと帰ってしまうんですもの。」
   (中略)

 節子「だけどね京子さん,私もあなたくらいの時にはそう思っていたのよ。」  
   でも子どもって大きくなると,だんだん親から離れていくものじゃないかしら。   
   お姉様ぐらいになると,もうお父様やお母様とは別の
   お姉様だけの生活ってものがあるのよ。   
   お姉様だって,決して悪気であんなことなさったんじゃないと思うの。   
   だれだってみんな,自分の生活が一番大事になってくるのよ」
 京子「そうかしら・・・。でも私そんな風になりたくない。
   それじゃ親子なんてずいぶんつまらない」
節子「そうねえ・・・。
   でもみんなそうなっていくんじゃないかしら。だんだんそうなるのよ」



2012年12月30日日曜日

Thanks 2012!

2012年もいよいよ、残すところあと2日。

2012年を振り返ってみて、、、
とにかく楽しかった.(o´∀`o)

さしずめ、小学生の読書感想文のような表現だけれど、
仕事も楽しかったし、プライベートも充実していた。
もちろん大変なこともあったし、ダークサイドが垣間見えた瞬間もあるけれど(笑)
楽しいことが多くて、バランスシートはプラスに大きく傾いている。


マラソン
小さい時には、大っ嫌いだったマラソンなのに、
今年だけで、合計6個の大会に参加している自分に驚く。
「マラソンは単なるカロリーの浪費で、拷問の一種だ」 と罵っていたはもはや過去のこと…。

Mr.children
デビュー20周年の今年。
1年に3回もミスチルのLiveにいける年なんて、
これからの人生でもうないかも知れない。

ミスチルのLiveは、最高の幸福感と前向きな気持ちをくれる、僕の人生のガソリンです。

旅行
今年は、社員旅行が2回あったことも合わさって、
大学生のようなペースで旅行した。
美ら海水族館(沖縄)旭川動物園(北海道)大地の芸術祭(新潟)地中美術館(香川)
北から南まで、動物園、水族館、美術館を回った1年だった。



OVERVIEW 2012
3月
 (マラソン) 大島マラソン(42.195Km)
 (マラソン) サイパンマラソン(21.0975Km
  年代別6位入賞 !(実力ではなく、参加者少なかったため(笑)
4月
 (仕事) ベストマネージャ賞 受賞
5月
 (マラソン) 軽井沢マラソン(21.0975Km
 (旅行) 沖縄(社員旅行)
  念願の美し海水族館!
 (Live) Mr.children TOUR POPSAURUS 2012
6月
 (仕事) 社内新規事業コンテスト 準優勝
7月
 (Live) ap bank fes'12
  Mr.children、Spitz、Salyu、最高でした。
08月
 (Live) ROCK IN JAPAN
  YUKI、マキシマム ザ ホルモン、PRINCESS PRINCESS、秦基博、最高でした。
 (旅行) 瀬戸内海(直島・豊島)
  念願の地中美術館&豊島美術館、最高でした。
09月
 (旅行) 大地の芸術祭(越後妻有)
 (旅行) 恒例の牧場ツアー(日光・宇都宮)
 (仕事) Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード 2012ノミネート
  受賞ならず!
 (旅行) 八ケ岳
  念願の星のリゾート!
 (仕事) 販促会議企画コンペディション ゴールド受賞
10月
 (仕事) 転籍
  広告代理事業の営業マンから新規事業プロデューサーに職種変更
 (マラソン) 伊平屋ムーンライトマラソン(沖縄)(21.0975Km
11月
 (旅行) 北海道(社員旅行)
  念願の旭山動物園!
 (マラソン) 富士山マラソン(17Km)
12月
 (マラソン) ホノルルマラソン(42.195Km
  キラウエア!マウナケア!ラニカイ!ワイキキ!
  去年より1時間半もタイムが縮まった!
 (Live) ももいろクローバー  ももいろクリスマス2012
  昨年までは好きではなかったのに、、今年どっぷりハマってしまった。
 (Live) Mr.children (an imitation) blood orange] Tour
  今年の締めくくりに相応しい最高のライブ!


楽しいことが、本当に多かった1年だった。
ホノルルマラソンやMr.childrenのライブという大きなイベントが最終月の12月にあったのが、
2012年を魅力的に見せている要素もあるけれど、
それでも、総じて 「あー楽しかった!」 と思って年の瀬を迎えられるのは幸せです。

いまから年末最後のイベントとして、スノボに出かけてきます。
(最後の最後に怪我をしないように、気を付けないと)


2012年12月28日金曜日

販促会議2月号 『これがプロの企画書だ』

本日発売された販促会議2月号に
同僚と共同で書いた企画書を記事にしていただきました。

「これがプロの企画書!」だ!と題し、
架空のお客様に向けて書いた販促アイデアの企画書と、
その資料をどのようにプレゼンするのかを記事化したコンテンツです。

毎月読者として、楽しみにしていたコンテンツに、
自分の記事を載せていただくことができ、とてもに嬉しいです!




10月に部署が異動したこともあり、今回の執筆で約2カ月ぶりに企画書を作りました。

企画書を作る作業、(つまり、どうしたら現行の課題を解決し、より生活者に喜ばれる形で、
消費やサービスを届けることが出来るのかを考え抜く作業)は
非常に難儀で、そしてとても楽しいです。
(頭がねじ切れるくらい考え抜くことが、僕は好きみたいです)


2012年10月6日土曜日

『ヴァンパイア』&『鍵泥棒のメソッド』


大好きな監督の映画が、立て続けに公開されたので、
二作あわせて観てきました。


岩井俊二監督『ヴァンパイア』
@渋谷シネマライズ






















長編映画としては『花とアリス』以来8年ぶりにメガホンを取った、全編英語の吸血鬼映画。
カメラワーク、音楽、映し出される風景、そのすべて大好きな岩井俊二の世界。
でも、どうしても駄目なものがあった。それは採血シーン。
吸血鬼が主人公なだけあって、度重なる採血シーンがある。
採血が苦手な自分は、かるく気分が悪くなってしまい…。
結局、正直消化不良でした。


内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』
@TOHOシネマズ六本木ヒルズ






















安定の内田けんじワールド!
堺さん、香川さん、広末さんという主演の3名が、とても良い味を出している。
たくさん笑えて、最後はちょっと幸せな気持ちになれる、すてきな映画でした。

2012年10月2日火曜日

販促会議コンペティション2012

会社の同僚と参加した、販促会議コンペティション2012で、
見事、「ゴールド」をいただくことが出来ました。

今となっては、おこがましい話ですが、目標は高く定めた方が良いと思っていたので、
当初は『グランプリ・ゴールド・シルバー、3賞総なめ』を狙っていました(苦笑)
結果としては、ゴールドのみ受賞。

それでも、箸にも棒にも・・・という状態ではなく、
きちんと評価してもらえる企画を一つでも作れたことは、少なからず自信になりました。
審査員の皆様、応援してくださった知人の皆さん、ありがとうございました。

以下がゴールドをいただいた企画書です。

「おもい割」


来年も同賞が継続しているのであればグランプリを目指してまた応募させてただこうと思っているので、
受賞するために必要がポイントを自分なりに整理しておきます。

(1)生活者が、本当に動くか自問し続ける。

・メッセージを伝えるだけではなく、行動を変えるアイデアになっているか。
・その企画には、生活者がうごく動機形成があるか。
・無理なく企画に参加できるほど、手軽でシンプルか。
・既存の習慣を壊す力があるか。

あくまでも販売促進を目的としているため、
人が動かなければ、どんなに新しく面白い仕掛けであっても意味がありません。


(2)コアアイデアを最良の形で伝える

審査員の方の講評にもありましたが、この公募が数を重ねていく毎に、
コアアイデアが被るケースが増えていくと思います。

従って、生み出したコアアイデアをどう表現するによって差がつくことが多くなります。
それは、企画書の技巧であり、メッセージの選び方でもあります。
また究極的には、生活者・審査員のインサイトへの洞察だと思います。

参考までに、下記の企画書は、一次審査すら通過出来なかった、落ちこぼれ作ですが
コアアイデアは、グランプリを取られた作品と少し似ていると思います。
ただ、グランプリを取られた「365チェキ!」の方がアイデアの活かし方も、その表現の方法もとても巧いです。

どうしたら人が動くのかを自問するだけでなく
どうしたらそのアイデアがより伝わるかも、合わせて思考することが重要だと今回学びました。
広告のフレームとしてはよくある「WHAT」と「HOW」の話なのですが、
どうしてもアイデア(=WHAT)に時間と労力をつぎ込んでしまいがちだったので自省の意味も込めて。



課題:インスタントカメラ『チェキ』の購買を喚起させる企画
●チェキブック

2012年9月10日月曜日

人はなぜ走るのか

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んで、
気に入ったセンテンスをメモしておく。


走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に
有効なメタファーでもあった。
僕は日々走りながら、あるいはレースを積み重ねながら、
達成基準のバーを少しづつ高く上げ、それをクリアすることによって、
自分を高めていった。
少なくとも高めようと志し、そのために日々努めていた。
P25


同じ十年でも、ぼんやりと生きる十年よりは、
しっかりと目的を持って、生き生きと生きる十年のほうが当然のことならがら
遥かに好ましいし、走ることは確実にそれを助けてくれると僕は考えている。
与えられた個々人の限界の中で、少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、それが、ランニングというものの本質だし、それはまた生きることの(そして僕にとってはまた書くことの)メタファーでもあるのだ
P123

マラソンを初めて、ちょうど1年くらいたった。
走るのは週1回程度で、まだまだ本格的に走っているとは言い難いけれど、
1年のうちにフルマラソンも2回経験した。

村上春樹が言うように、走ることは生きることのメタファーだ。


そしてまた、走ることはフィジカルを介した自己との対話だ。
僕はそんな風に考えている。

頭の中で「自分ってこういう人間だ」と解釈するよりも、
走っているときに見つける自分の方が、よりネイキッドに近い。

初めてフルマラソンを走った時。
30キロ前後で脚が悲鳴を上げた。もう走れない!
なんで今走っているんだろう。走るのを止めたい。弱い自分が情けなく叫ぶ。

走るのをやめて道端に横になりたい…そんな考えが頭をもたげると、
一方で強い自分が主張する。
ここで走ることを放棄したら挑戦している意味がない。最後まで力を振り絞るんだ。

後ろ向きな自分も、前向きな自分もどっちも自分。
当然僕は、前向きな自分にベットした。

限界を超えたところで出会える「弱い自分」と「強い自分」
それもマラソンの醍醐味の一つだ。

2012年8月28日火曜日

Restart

最後の更新から、また時間が空いてしまった。
何事も続けていくことは難しい。
積み上げていくことで生まれる意味があることを、知ってはいるのに。


村上春樹 『風の歌を聞け』の中に次のような一節がある。

 「文章を書くという作業は、
 とりもなおさず自分と自分をとり まく事物との距離を確認することである。
 必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」


世界との距離を図ることは、相対的に自分を知ることと同義だ。

これから、自分と向き合っていくにあたり、
やっぱり漠とした想いや思考に、具体的な形を与えて、記録していくことは意味があると思う。
そして、幸いなことに、今は綴りたい言葉がある。

こうしてまたブログを書き始める。

2012年6月2日土曜日

代々木公園

日に日に深まる緑と、
ふわりと頬を撫でていく心地よい春の風に、
この季節の全てが詰まっているよな。

談笑しながら、ベビーカーを推す若い夫婦。
何かを追い掛け回す、茶色い犬。
木漏れ日の中、ビールを傾ける外国人の集団。
5つのボールを宙で操る、少年。
銀色に輝くギターを奏でる、齢を重ねた男性と、それを優しく見つめる女性。
噴水の近く、ベンチで寄りそう若いカップル。


新緑の代々木公園には、
世界に溢れる様々な幸せの形が、そこかしこにある。

その風景の中を自転車に乗って駆け抜ける。
目の前を漂っていたシャボン玉が、ぱつんと消えて、
その残像がなぜか目の裏にやきついた。

2012年5月18日金曜日

【映画】タイタニック

バルト9でタイタニック(3D)を観た。

平日深夜の新宿の劇場は、
予想以上にがらんとしており、僕を含めて5人程度の観客しか居なかった。

本作が公開された当時は、
ただの甘ったるいラブストーリーだと勘ぐっていて、
視聴機会を逸していたので、
実に、公開から14年が経って、初めて観ることになった。


描かれているのは、ケイトウィンスレット扮するローズから観た、
彼女の人生で最もドラマチックで、自身の人生の岐路となった、6日間の出来事。

人間の弱さと強さと驕りと尊厳、それら全てを乗せたタイタニック。
その巨大客船が見舞われた未曾有の事故の中で、
ジャックと出会いをきっかけにして、
自分と自分を取り巻まく環境を変え、力強く生きることを定めるローズ。

紛れも無い名作でした。

2012年5月12日土曜日

決意と実行の狭間

とあるブログに引用されていた言葉が、
最近よく思っていることとリンクしたので、引用しておく。

「五羽のカモメが防波堤にとまっている。そのうちの一羽が飛び立つことを決意した。
残っているのは何羽だい?」
「四羽です」
「そうじゃない。五羽だよ。飛び立とうと決意することと、実際に飛び立つことはまったく別物だからね」
「いいかね? 誤解されがちだが、決意そのものには何の力もないんだよ。
そのカモメは飛び立つことを決意したが、翼を広げて空を舞うまでは防波堤にとまったままだ。
残りのカモメとどこも違わない。
人間だって同じだよ。何かをしようと決意した人と、そんなことを考えてもいない人とでは何の違いもないんだ。
ところが人は、他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。
しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない。
『希望をはこぶ人』 (アンディ・アンドルーズ 著/ダイヤモンド社) より
参照ブログ
「こうしたい」「こうしよう」と思うことは、誰にでも出来るのだけれど、
それを実行に移すことは、わりと難しい。
ただ残念ながら、実行を伴わない意志は、願望の延長でしかなく、
それ自体が価値を生み出すことは適わない。


きっかけやタイミングを見計らうことも、時には大切だけれど
殆どの場合、意志を実行に変えるときに必要なのは、
極現実的な力強さだ。


「意志という抽象の世界」から「実行という具体の世界」へ、
その境を越えた瞬間に、はじめて「0」が「1」になる。

2012年4月15日日曜日

Best Manager賞をいただきました。


上期 Best Manager賞をいただきました。

正直、自分が選ばれるとは思ってもみなかったので、
実感値を伴わないまま壇上に上がってしまったのですが、
1日空けて、その重さが徐々に身に染みてきました。

改めて上期を振り返ってみると、
今までの営業人生の中で、最も環境が変わった時期だったと感じています。

主用顧客・主要メンバーが変わったことで、自身の役割が変わり、
うまくいかないことの連続の中で、
虚勢を自信に変えて前に進むけれど、
理想からは程遠い自分に嫌気が差すこともありました。
それでも、ただ目の前にある問題をどう解決していくかということを考えて、
小さな成果を重ねていった時期でした。

2年前にBest Player賞をいただいたときと比べ、華々しい成果は少なく、
また今のレイヤーには自分よりも優れた人が沢山います。
そんな環境の中で、自分を選んで貰ったという事実は、
自分が思っているより、ずっと多くの人に支えられて、仕事をしているという実感に変わります。
その感覚は喜びと責任を伴います。

未熟な自分が、いま目指しているのは 「灯台」のような姿。
それは、自身が輝き続けることで道を示し、それが誰かの指針となるような存在。

まだ齢28。
大手企業に勤めていたら、管理職に付いているわけもなく、
だからこそ、胡坐をかかずに、常に自分の先を目指して走り続けてきました。
どんなときも1mmだって妥協はしてきていない。

その姿勢は変えずに、
これからは、この身に余る賞の重さも背負って走っていきます。

2012年4月8日日曜日

桜の季節
















春になりました。
1年間、待ち続けた桜の季節です。
それは、365日の中でぼくが一番好きな1週間。


この季節になると思い出す二つの詩があります。

年年歳歳花相似たり、 
歳歳年年人同じからず 
  劉希夷 『白頭を悲しむ翁おきなに代わりて』

自然は悠久で、桜は毎年変わらずに美しい姿を僕らに見せてくれるけれど、
それを見るぼくらは確実に歳を重ね、どこかが変わっていく。
その変化を楽しめるように、後悔のない1日を重ねていこう。


この杯を受けてくれ 
どうぞなみなみ注がしておくれ 
花に嵐のたとえもあるぞ 
さよならだけが人生だ 
  于 武陵 『勧酒』 井伏鱒二訳
人と人との出会いは有限なのに、
ついそれが永遠に続いていくような心持ちで日々を過ごしてしまう。
今の出会い、時間を大切にしないと。


それにしても、
今年の桜は例年にも増して美しい。

2012年3月14日水曜日

【広告コピー】四谷学院

電車だったか、駅だったかで見た、
四谷学院のコピーが胸に刺さったよ。

3月も中旬に差し掛かった今、てっきり受験は一段落したのかな、と思っていたけれど、
きっと来年に向けてエンジンを掛け始めた、新しい受験生に向けて、
受験への注目度が未だ高い今を狙い図って、出稿しているんだろう。



 












東大合格が証明するものは、頭の良さじゃない。努力できる才能だ。
  (四谷学院)


もちろん、東大合格が証明するものは、
頭の良さと、努力できる才能の両方ではあるんだろうけど、
今まさに努力している人たちを鼓舞し、彼らの同調を得るという意味では、
敢えて努力にフォーカスして、力強い応援メッセージに昇華した、いいコピーだと思う。

だから、予備校に通って努力しようよ(出来れば四谷学院で)
と、きちんとサービスにブリッジしているのも広告としては良く出来ている。


以下は、全くの主観だけれど、
きっと四谷学院って東大合格者をごろごろ輩出できる予備校じゃないんだと思う。

「なんで私が東大に!?」(四谷学院)

という広告コピーがまさにそれを表していて、
「東大はある程度、射程圏内です」という人よりも、
「めちゃくちゃ努力したら、もしかしたら、もしかするかも!?」
というの学力の受験生をターゲットにしている予備校なんじゃないかな。

そういう意味では、頭のよさを否定して、努力を肯定するというのは、
(言い方は適切ではないかも知れないけれど)
四谷学院がターゲットにしている層には刺さりそうなメッセージだよね。

2012年3月12日月曜日

うまくいかなかったり、
つかれきったり、
いらついたりするときに、
決まって思い出す言葉があるよ。


 とらわれない 
 かたよらない 
 こだわらない


出展は確か、仏教だったかな。
うろ覚えだけど、瑣末なことにこだわらず、広い心を持つことの重要さを
いつも思い出させてくれるよ。

心が穏やかでないきときは、
決まって、何かに期待したり、執着してる。
自分ではコントロールできないことが、多い世の中だよ。
当たり前だね、その殆どが自分以外で構成されているんだから。

心を広く、広くもっていって、
結局行きつくのは、やっぱり我だよ。

だから自分に出来ることをやる。それだけのことだよ。

2012年2月19日日曜日

「努力」と「正解」と「覚悟」について

ネットで拾った言葉から。

「努力というのは、眠らない事じゃない、
苦しいことじゃない。我慢する事じゃない。
全力を傾けること。」
    「アドタイ/正しい努力は、楽しい努力。」伊藤 春香(トレンダーズ・キレナビ編集長)

シンプルな心理がこの言葉にはこめられているよなあ。

きっと努力って、Physical面で捉えてしまうと表面的な理解に留まってしまう。
対して、Mental面で捉えると、その本質やもっと尊い何かが見えてくるなあって。


僕は、全力を傾けることが出来るっていうのは、
とても幸せなことだと常々思っているので、
言い換えれば、努力できる環境は幸せだと言えるね。
(前日に書いた岩田さんの言葉にも通じるなあ)


人生の選択は、「正解」より「覚悟」

仕事でもプライベートでも人生の岐路や大きな節目に立った時、
程度に違いはあれど、多くの人は他人の基準を聞きまわり、
決断、選択をするための「正解探し」をしてしまうものです。
しかし残念ながら、自分でもお気づきかと思いますが、
どこを探しても「正解」など見つからないでしょう。
結局、人生の選択においては、「正解」「不正解」とあらかじめ定められた答えがあるのではなく、「自分の下した決断や選択が結果的に正解だったと思える」という事後的に決まることがほとんどではないでしょうか。
人生の選択は、「正解」より「覚悟」
    モチベーションの伝道師 小笹芳央のブログ(リンクアンドモチベーション代表) 


ついつい、正解を探してしまうのが人のサガだけれど、
「正解なんてないのだから」と割り切った境地に立つことが重要だよね。

きっと、大きな岐路に立っている時点では、「正解」なんてまだ産まれてすらいない。
「正解」という概念は、そんな即時的なものではなく、
選び取った道を、歩みながら、生成されてくる何かなんだと思う。

だからこそ、自分を信じて、その道を歩き続けていくための
強い覚悟が必要なんだね。

2012年2月17日金曜日

【DVD】プロフェッショナル/岩田守弘

最近、家に帰ってから、過去放送されていた「プロフェッショナル仕事の流儀」のDVDをみることが多い。
30分番組なので、疲れて帰ってきても、
睡眠時間を圧迫せずに、楽しむことが出来る。

中でも、「バレーダンサー 岩田守弘さん」の回が凄くよかったので、
印象的だった言葉を、このブログに残しておく。








バレーダンサー 岩田守弘

岩田守弘(当時38歳/現在41歳)ロシア・ボリショイバレエ団の史上初の外国人第一ソリスト。
ボリショイバレエ入団直後は、能力が有りながら”外国人“という理由で、
まともな役が貰えなかった苦節を味わいながらも、
その卓越した技術が認められ、現在はボリショイバレエ団の中でも屈指の存在感を示している。
惜しまれながらも、今年の6月を最後に現役から退くことを表明。


「苦しければ苦しいほど良い。そうすると磨かれてくるんじゃないですか。」
「苦しければ苦しいほど良い。そうすると磨かれてくるんじゃないですか。外からも内からも。人間って、良い時が重なっている時って、結果が凄く出るけど、成長してないと思うんですね。悪い時に成長している。良い時ばかりだと心が遊んじゃうんですね。
役が貰えない時とか自分に辛い時は逆に凄いご褒美、宝物なんですね。そういうものを経てきて、ずっと続けてきている人が本当に人を感動させられる踊りをする人達だから・・・僕も、そこまでなれるかどうか分からないけれど、そういう風に生きたいと思うんですね。
    岩田守弘バレーダンサー「プロフェッショナル仕事の流儀」より


苦しければ苦しいほど良い、なんてなかなか言えない。
逆境の中、諦めずにひたすら自己と向き合い、努力を重ね、
結果を掴み取った彼だから、こんなにも強い言葉を、清々しく言えるんだろうな。


自分に負けそうなときは、この言葉と、彼の存在を思い出すことに決めた。

仮に現実が冷酷で厳しくても、目を背けない。
楽をする脇道に意味なんてなくって、
過去にも、他人にも目もくれず、
ただ前だけを見据え、自分が出来る範囲の最大限の力を出して、時を重ねていく。

まだその先にあるものを信じられる。

2012年2月8日水曜日

【読了】ソーシャルデザイン/グリーンズ編


社会が抱える幅広い問題を、画期的なアイデアで、解決させる。
そんな素敵な事例に溢れた一冊。 
その中で、いくつか気に入った事例があったの紹介します。


Speed Camera Lottery

スウェーデンではじまった試み。
スピード違反をした人に罰金を払わせ、
制限速度を守って運転した人に宝くじがあたるという制度。
違反者の罰金を、宝くじの賞金に当てるというのがポイント。

社会の制度って、ペナルティが先行していて、
正しいことをした人にインセンティブがあるケースって実はあんまりないけど、
抑制だけじゃなくて、報酬を組み合わせたほうが、よい結果が生まれそう。



『自家発電型サッカーボール』

世界では16億人の人々が非電気化地域に住んでいると言われているらしい。
そんな途上国の深刻な問題を、「子供はどれだけ遊んでも遊び足りない!」という
無限(?)のエネルギーで解決しようとしている素敵なアイデアがある。

それは、自家発電型サッカーボール。
キックされたり転がったりして生まれる衝撃を電気に変換することができ、
およそ15分間蹴るだけで、小型LEDランプ3時間分の電力が充電されるという。

なんとも夢があって、良い仕組みだな。



そのほかの、いくつかの事例を目を通してみて、
課題を解決させるほどの優れたアイデアには共通して、
人々の「行動」を変えるだけの出来る力を持っていると感じた。

そして、この本が定義している、下記のソーシャルデザインという概念が示しているように、
行動を変えるためには、「アイデアの仕組化」が重要なんだな。


ソーシャルデザインとは、
社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みを作ること。


2012年2月6日月曜日

これからの○○

『ソーシャルデザイン ~社会を作るグッドアイデア集~』/グリーンズ編





この本の中でいいな、と思ったフレイムワークがある。

それは「これからの○○というもの。

ソーシャルデザインでは、マイナスをプラスにする発想が大切。そのためのマジックワードが、「これからの○○「これからの○○」というシンプルな問いかけの先には、既存の枠を取っ払った自由な可能性が開かれている。


「これからの満員電車

「これからの選挙活動


「これからの“喫茶店”」

「これからの広告代理店


シンプルなフレームに、既存の概念を嵌めていくと、
なんだか、Something newな雰囲気に誘われて、思考が広がっていく。