2012年10月6日土曜日
『ヴァンパイア』&『鍵泥棒のメソッド』
大好きな監督の映画が、立て続けに公開されたので、
二作あわせて観てきました。
岩井俊二監督『ヴァンパイア』
@渋谷シネマライズ
長編映画としては『花とアリス』以来8年ぶりにメガホンを取った、全編英語の吸血鬼映画。
カメラワーク、音楽、映し出される風景、そのすべて大好きな岩井俊二の世界。
でも、どうしても駄目なものがあった。それは採血シーン。
吸血鬼が主人公なだけあって、度重なる採血シーンがある。
採血が苦手な自分は、かるく気分が悪くなってしまい…。
結局、正直消化不良でした。
内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』
@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
安定の内田けんじワールド!
堺さん、香川さん、広末さんという主演の3名が、とても良い味を出している。 たくさん笑えて、最後はちょっと幸せな気持ちになれる、すてきな映画でした。
2012年10月2日火曜日
販促会議コンペティション2012
会社の同僚と参加した、販促会議コンペティション2012で、
見事、「ゴールド」をいただくことが出来ました。
今となっては、おこがましい話ですが、目標は高く定めた方が良いと思っていたので、
当初は『グランプリ・ゴールド・シルバー、3賞総なめ』を狙っていました(苦笑)
結果としては、ゴールドのみ受賞。
それでも、箸にも棒にも・・・という状態ではなく、
きちんと評価してもらえる企画を一つでも作れたことは、少なからず自信になりました。
審査員の皆様、応援してくださった知人の皆さん、ありがとうございました。
以下がゴールドをいただいた企画書です。
「おもい割」
来年も同賞が継続しているのであればグランプリを目指してまた応募させてただこうと思っているので、
受賞するために必要がポイントを自分なりに整理しておきます。
(1)生活者が、本当に動くか自問し続ける。
・メッセージを伝えるだけではなく、行動を変えるアイデアになっているか。
・その企画には、生活者がうごく動機形成があるか。
・無理なく企画に参加できるほど、手軽でシンプルか。
・既存の習慣を壊す力があるか。
あくまでも販売促進を目的としているため、
人が動かなければ、どんなに新しく面白い仕掛けであっても意味がありません。
(2)コアアイデアを最良の形で伝える
審査員の方の講評にもありましたが、この公募が数を重ねていく毎に、
コアアイデアが被るケースが増えていくと思います。
従って、生み出したコアアイデアをどう表現するによって差がつくことが多くなります。
それは、企画書の技巧であり、メッセージの選び方でもあります。
また究極的には、生活者・審査員のインサイトへの洞察だと思います。
参考までに、下記の企画書は、一次審査すら通過出来なかった、落ちこぼれ作ですが
コアアイデアは、グランプリを取られた作品と少し似ていると思います。
ただ、グランプリを取られた「365チェキ!」の方がアイデアの活かし方も、その表現の方法もとても巧いです。
どうしたら人が動くのかを自問するだけでなく
どうしたらそのアイデアがより伝わるかも、合わせて思考することが重要だと今回学びました。
広告のフレームとしてはよくある「WHAT」と「HOW」の話なのですが、
どうしてもアイデア(=WHAT)に時間と労力をつぎ込んでしまいがちだったので自省の意味も込めて。
課題:インスタントカメラ『チェキ』の購買を喚起させる企画
●チェキブック
見事、「ゴールド」をいただくことが出来ました。
今となっては、おこがましい話ですが、目標は高く定めた方が良いと思っていたので、
当初は『グランプリ・ゴールド・シルバー、3賞総なめ』を狙っていました(苦笑)
結果としては、ゴールドのみ受賞。
それでも、箸にも棒にも・・・という状態ではなく、
きちんと評価してもらえる企画を一つでも作れたことは、少なからず自信になりました。
審査員の皆様、応援してくださった知人の皆さん、ありがとうございました。
以下がゴールドをいただいた企画書です。
「おもい割」
来年も同賞が継続しているのであればグランプリを目指してまた応募させてただこうと思っているので、
受賞するために必要がポイントを自分なりに整理しておきます。
(1)生活者が、本当に動くか自問し続ける。
・メッセージを伝えるだけではなく、行動を変えるアイデアになっているか。
・その企画には、生活者がうごく動機形成があるか。
・無理なく企画に参加できるほど、手軽でシンプルか。
・既存の習慣を壊す力があるか。
あくまでも販売促進を目的としているため、
人が動かなければ、どんなに新しく面白い仕掛けであっても意味がありません。
(2)コアアイデアを最良の形で伝える
審査員の方の講評にもありましたが、この公募が数を重ねていく毎に、
コアアイデアが被るケースが増えていくと思います。
従って、生み出したコアアイデアをどう表現するによって差がつくことが多くなります。
それは、企画書の技巧であり、メッセージの選び方でもあります。
また究極的には、生活者・審査員のインサイトへの洞察だと思います。
参考までに、下記の企画書は、一次審査すら通過出来なかった、落ちこぼれ作ですが
コアアイデアは、グランプリを取られた作品と少し似ていると思います。
ただ、グランプリを取られた「365チェキ!」の方がアイデアの活かし方も、その表現の方法もとても巧いです。
どうしたら人が動くのかを自問するだけでなく
どうしたらそのアイデアがより伝わるかも、合わせて思考することが重要だと今回学びました。
広告のフレームとしてはよくある「WHAT」と「HOW」の話なのですが、
どうしてもアイデア(=WHAT)に時間と労力をつぎ込んでしまいがちだったので自省の意味も込めて。
課題:インスタントカメラ『チェキ』の購買を喚起させる企画
●チェキブック
2012年9月10日月曜日
人はなぜ走るのか
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んで、
気に入ったセンテンスをメモしておく。
マラソンを初めて、ちょうど1年くらいたった。
走るのは週1回程度で、まだまだ本格的に走っているとは言い難いけれど、
1年のうちにフルマラソンも2回経験した。
村上春樹が言うように、走ることは生きることのメタファーだ。
そしてまた、走ることはフィジカルを介した自己との対話だ。
僕はそんな風に考えている。
頭の中で「自分ってこういう人間だ」と解釈するよりも、
走っているときに見つける自分の方が、よりネイキッドに近い。
初めてフルマラソンを走った時。
30キロ前後で脚が悲鳴を上げた。もう走れない!
なんで今走っているんだろう。走るのを止めたい。弱い自分が情けなく叫ぶ。
走るのをやめて道端に横になりたい…そんな考えが頭をもたげると、
一方で強い自分が主張する。
ここで走ることを放棄したら挑戦している意味がない。最後まで力を振り絞るんだ。
後ろ向きな自分も、前向きな自分もどっちも自分。
当然僕は、前向きな自分にベットした。
限界を超えたところで出会える「弱い自分」と「強い自分」
それもマラソンの醍醐味の一つだ。
気に入ったセンテンスをメモしておく。
走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に
有効なメタファーでもあった。
僕は日々走りながら、あるいはレースを積み重ねながら、
達成基準のバーを少しづつ高く上げ、それをクリアすることによって、
自分を高めていった。
少なくとも高めようと志し、そのために日々努めていた。
P25
同じ十年でも、ぼんやりと生きる十年よりは、
しっかりと目的を持って、生き生きと生きる十年のほうが当然のことならがら
遥かに好ましいし、走ることは確実にそれを助けてくれると僕は考えている。
与えられた個々人の限界の中で、少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、それが、ランニングというものの本質だし、それはまた生きることの(そして僕にとってはまた書くことの)メタファーでもあるのだ
P123
マラソンを初めて、ちょうど1年くらいたった。
走るのは週1回程度で、まだまだ本格的に走っているとは言い難いけれど、
1年のうちにフルマラソンも2回経験した。
村上春樹が言うように、走ることは生きることのメタファーだ。
そしてまた、走ることはフィジカルを介した自己との対話だ。
僕はそんな風に考えている。
頭の中で「自分ってこういう人間だ」と解釈するよりも、
走っているときに見つける自分の方が、よりネイキッドに近い。
初めてフルマラソンを走った時。
30キロ前後で脚が悲鳴を上げた。もう走れない!
なんで今走っているんだろう。走るのを止めたい。弱い自分が情けなく叫ぶ。
走るのをやめて道端に横になりたい…そんな考えが頭をもたげると、
一方で強い自分が主張する。
ここで走ることを放棄したら挑戦している意味がない。最後まで力を振り絞るんだ。
後ろ向きな自分も、前向きな自分もどっちも自分。
当然僕は、前向きな自分にベットした。
限界を超えたところで出会える「弱い自分」と「強い自分」
それもマラソンの醍醐味の一つだ。
2012年8月28日火曜日
Restart
最後の更新から、また時間が空いてしまった。
何事も続けていくことは難しい。
積み上げていくことで生まれる意味があることを、知ってはいるのに。
村上春樹 『風の歌を聞け』の中に次のような一節がある。
「文章を書くという作業は、
とりもなおさず自分と自分をとり まく事物との距離を確認することである。
必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」
世界との距離を図ることは、相対的に自分を知ることと同義だ。
これから、自分と向き合っていくにあたり、
やっぱり漠とした想いや思考に、具体的な形を与えて、記録していくことは意味があると思う。
そして、幸いなことに、今は綴りたい言葉がある。
こうしてまたブログを書き始める。
何事も続けていくことは難しい。
積み上げていくことで生まれる意味があることを、知ってはいるのに。
村上春樹 『風の歌を聞け』の中に次のような一節がある。
「文章を書くという作業は、
とりもなおさず自分と自分をとり まく事物との距離を確認することである。
必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」
世界との距離を図ることは、相対的に自分を知ることと同義だ。
これから、自分と向き合っていくにあたり、
やっぱり漠とした想いや思考に、具体的な形を与えて、記録していくことは意味があると思う。
そして、幸いなことに、今は綴りたい言葉がある。
こうしてまたブログを書き始める。
2012年6月2日土曜日
代々木公園
日に日に深まる緑と、
ふわりと頬を撫でていく心地よい春の風に、
この季節の全てが詰まっているよな。
談笑しながら、ベビーカーを推す若い夫婦。
何かを追い掛け回す、茶色い犬。
木漏れ日の中、ビールを傾ける外国人の集団。
5つのボールを宙で操る、少年。
銀色に輝くギターを奏でる、齢を重ねた男性と、それを優しく見つめる女性。
噴水の近く、ベンチで寄りそう若いカップル。
新緑の代々木公園には、
世界に溢れる様々な幸せの形が、そこかしこにある。
その風景の中を自転車に乗って駆け抜ける。
目の前を漂っていたシャボン玉が、ぱつんと消えて、
その残像がなぜか目の裏にやきついた。
ふわりと頬を撫でていく心地よい春の風に、
この季節の全てが詰まっているよな。
談笑しながら、ベビーカーを推す若い夫婦。
何かを追い掛け回す、茶色い犬。
木漏れ日の中、ビールを傾ける外国人の集団。
5つのボールを宙で操る、少年。
銀色に輝くギターを奏でる、齢を重ねた男性と、それを優しく見つめる女性。
噴水の近く、ベンチで寄りそう若いカップル。
新緑の代々木公園には、
世界に溢れる様々な幸せの形が、そこかしこにある。
その風景の中を自転車に乗って駆け抜ける。
目の前を漂っていたシャボン玉が、ぱつんと消えて、
その残像がなぜか目の裏にやきついた。
2012年5月18日金曜日
【映画】タイタニック
バルト9でタイタニック(3D)を観た。
平日深夜の新宿の劇場は、
予想以上にがらんとしており、僕を含めて5人程度の観客しか居なかった。
本作が公開された当時は、
ただの甘ったるいラブストーリーだと勘ぐっていて、
視聴機会を逸していたので、
実に、公開から14年が経って、初めて観ることになった。
描かれているのは、ケイトウィンスレット扮するローズから観た、
彼女の人生で最もドラマチックで、自身の人生の岐路となった、6日間の出来事。
人間の弱さと強さと驕りと尊厳、それら全てを乗せたタイタニック。
その巨大客船が見舞われた未曾有の事故の中で、
ジャックと出会いをきっかけにして、
自分と自分を取り巻まく環境を変え、力強く生きることを定めるローズ。
紛れも無い名作でした。
平日深夜の新宿の劇場は、
予想以上にがらんとしており、僕を含めて5人程度の観客しか居なかった。
本作が公開された当時は、
ただの甘ったるいラブストーリーだと勘ぐっていて、
視聴機会を逸していたので、
実に、公開から14年が経って、初めて観ることになった。
描かれているのは、ケイトウィンスレット扮するローズから観た、
彼女の人生で最もドラマチックで、自身の人生の岐路となった、6日間の出来事。
人間の弱さと強さと驕りと尊厳、それら全てを乗せたタイタニック。
その巨大客船が見舞われた未曾有の事故の中で、
ジャックと出会いをきっかけにして、
自分と自分を取り巻まく環境を変え、力強く生きることを定めるローズ。
紛れも無い名作でした。
2012年5月12日土曜日
決意と実行の狭間
最近よく思っていることとリンクしたので、引用しておく。
「五羽のカモメが防波堤にとまっている。そのうちの一羽が飛び立つことを決意した。「こうしたい」「こうしよう」と思うことは、誰にでも出来るのだけれど、
残っているのは何羽だい?」
「四羽です」
「そうじゃない。五羽だよ。飛び立とうと決意することと、実際に飛び立つことはまったく別物だからね」
「いいかね? 誤解されがちだが、決意そのものには何の力もないんだよ。
そのカモメは飛び立つことを決意したが、翼を広げて空を舞うまでは防波堤にとまったままだ。
残りのカモメとどこも違わない。
人間だって同じだよ。何かをしようと決意した人と、そんなことを考えてもいない人とでは何の違いもないんだ。
ところが人は、他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。
しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない。
『希望をはこぶ人』 (アンディ・アンドルーズ 著/ダイヤモンド社) より
参照ブログ
それを実行に移すことは、わりと難しい。
ただ残念ながら、実行を伴わない意志は、願望の延長でしかなく、
それ自体が価値を生み出すことは適わない。
きっかけやタイミングを見計らうことも、時には大切だけれど
殆どの場合、意志を実行に変えるときに必要なのは、
極現実的な力強さだ。
「意志という抽象の世界」から「実行という具体の世界」へ、
その境を越えた瞬間に、はじめて「0」が「1」になる。
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