2012年1月19日木曜日

【広告コピー】大分むぎ焼酎二階堂(ver.1)

やじろべえのゆめ

両手にいつも持っているこの重しさえ
なければ「どんなに楽になれるだろうか」
「どんな自由が待っているのだろうか」
やじろべえは、そんな思いを
日に日に募らせるようになっていた。

そして、ある晴れた日に、彼は決心したのだ。
鳥のように自由に飛びまわることを夢見て
その両手に持った重しをついに放すことにした。
「うわぁ~、なんだこの軽さ」と、感激した瞬間、
彼は、バタンと倒れ込んでしまった。

どんなに頑張っても、あがいても
もう立つことはできなかった。
そのとき彼は、ふと気付いたのだ。
「あの重しがあったからこそ、地面に
きちんと脚をつけていられたんだ」と・・・・・。


背負いながら、楽しみながら、今日も一杯


引用 大分むぎ焼酎二階堂(松岡貴之/大広九州)



背負うもの、抱えるものが
ひとつ、またひとつ増えていって、地に付く脚が太くなる。

大黒柱とかって、まさにそんなイメージ。

けど別に、家族という分かり易いモチーフだけじゃなくて、
背負い込むものによって、しっかりと固まっていくものってあるよね。

ふらふらと、あっちこちらに振れつつも、
しっかりと軸足を付けて、きちんと芯に戻ってこれる強さって、
背負っているものの重さによる、ね、そんなメタファー。

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