30分番組なので、疲れて帰ってきても、
睡眠時間を圧迫せずに、楽しむことが出来る。
中でも、「バレーダンサー 岩田守弘さん」の回が凄くよかったので、
印象的だった言葉を、このブログに残しておく。
バレーダンサー 岩田守弘
岩田守弘(当時38歳/現在41歳)ロシア・ボリショイバレエ団の史上初の外国人第一ソリスト。
ボリショイバレエ入団直後は、能力が有りながら”外国人“という理由で、
まともな役が貰えなかった苦節を味わいながらも、
その卓越した技術が認められ、現在はボリショイバレエ団の中でも屈指の存在感を示している。
惜しまれながらも、今年の6月を最後に現役から退くことを表明。
「苦しければ苦しいほど良い。そうすると磨かれてくるんじゃないですか。」
「苦しければ苦しいほど良い。そうすると磨かれてくるんじゃないですか。外からも内からも。人間って、良い時が重なっている時って、結果が凄く出るけど、成長してないと思うんですね。悪い時に成長している。良い時ばかりだと心が遊んじゃうんですね。岩田守弘バレーダンサー「プロフェッショナル仕事の流儀」より
役が貰えない時とか自分に辛い時は逆に凄いご褒美、宝物なんですね。そういうものを経てきて、ずっと続けてきている人が本当に人を感動させられる踊りをする人達だから・・・僕も、そこまでなれるかどうか分からないけれど、そういう風に生きたいと思うんですね。
苦しければ苦しいほど良い、なんてなかなか言えない。
逆境の中、諦めずにひたすら自己と向き合い、努力を重ね、
結果を掴み取った彼だから、こんなにも強い言葉を、清々しく言えるんだろうな。
自分に負けそうなときは、この言葉と、彼の存在を思い出すことに決めた。
仮に現実が冷酷で厳しくても、目を背けない。
楽をする脇道に意味なんてなくって、
過去にも、他人にも目もくれず、
ただ前だけを見据え、自分が出来る範囲の最大限の力を出して、時を重ねていく。
まだその先にあるものを信じられる。
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